おクスリ.jp がん治療に携わる薬剤師応援サイト

HOME > Case Study > TS-1単剤療法

Case Study - 最適な化学療法を提供するために -

症例提供: 国立病院機構東京医療センター 耳鼻咽喉科 藤井正人
  国立病院機構東京医療センター 薬剤科 小川千晶

TS-1単剤療法 <頭頸部癌>

CCRT後に再発した喉頭癌への化学療法

StageUまでの喉頭癌に対しては、通常、DOCと放射線治療の同時併用療法を外来で施行する。その後の再発に対しては喉頭全摘術が標準治療となるが、残った治療選択肢であるCDDP、TS-1それぞれの単剤療法、あるいは両剤の併用療法1,2)を施行することも可能である。

症例…60代、男性

現病歴 Stage Uの喉頭癌と診断され、DOCと放射線治療の同時併用療法(DOC 10mg/m2 weeklyで6回投与、放射線総照射量66Gy)が施行された。腫瘍が遺残していたため、これをレーザーにて切除した。レーザー切除から半年後に施行された生検にて、右喉頭蓋に扁平上皮癌の再発が認められた。
生活歴 喫煙歴;15本×30年 飲酒歴;1日 2合×37年間(日本酒換算)
初診時検査所見 WBC 4200/mm3、RBC 420×104/mm3、Hb 13.4g/dL、Ht 40.4%、PLT 23.2×104/mm3、AST 18U/L、ALT 16U/L、BUN 16.0mg/dL、Cr 0.92mg/dL、PS 0
診 断 Stage U、喉頭癌(T2N0M0)

Q. 上記症例に対し、どの治療法を選択しますか?

  1. 喉頭全摘術
  2. CDDP単剤療法
  3. TS-1単剤療法
  4. TS-1+CDDP併用療法

PICC No.15頭頸部癌 2008年7月

この頁の記事提供:株式会社医薬情報センター

このサイトについてサイトマップ